とうのブログ

おじさんの広く浅い趣味と日常

東北紀行 寄り道編 横手市〜鹿角市〜男鹿半島

とう

一週間かけて巡った秋田までの道のり。

感想を交え簡単にまとめてみました。


秋田県横手市にある 横手市増田まんが美術館


私が敬愛して止まない矢口高雄先生の原画を始め

様々な漫画家先生の原稿を見ることができます。

常設展は何と無料。

ここに来るのはもう4回目になります。


田沢湖畔にある クニマス未来館 入館料500円


1940年に玉川の酸性水を導入したことにより田沢湖の湖水は酸性化が一気に進み、クニマスは絶滅しました。

クニマスの卵はかつて全国各地に贈られていて、そのうち唯一生息が確認された西湖から寄贈された個体が水槽飼育されていました。

しかし水質の改善が進められているとは言え、田沢湖は未だほとんど魚は住めていない状況とのことです。


田沢湖 日本で最も深い湖

かつては摩周湖に迫る透明度を誇り、漁業も盛んに行われていた


大館名物 花善の鳥飯


もーさいこー!


こちらは二ツ井名物じゃっぷう


二ツ井を経て大潟村へ


干拓地の田んぼの中をひたすら歩きました

開けた場所好きの私には天国のような場所


サンルーラル大潟 温泉ありの宿泊施設


ずっと泊まってみたかった夢が遂に叶いました。

植物性の有機物をたっぷりと含む「モール温泉」で、源泉は、約500万年前の海水が地層水となって湧き出ているもので、地中深くに眠る当時の植物が腐植質となって溶け込んでいるとのこと。

琥珀色のお湯で、ほんのり枯葉のような香りがします。


道の駅おおがた に併設された大潟村干拓博物館

開拓時の様子が原寸ジオラマになっている!



かつて日本で二番目に大きな湖だった八郎潟。

私の母はそのほとりで生まれ育ちました。

八郎潟が浅い湖だったこと、大鰻を獲ったこと。

私は母の昔話を聞くのが大好きでした。


自称日本一低い山の大潟富士 標高0メートル

大潟村自体がは海抜0メートル以下なんです





大潟村も田沢湖も、かつて食料不足などの理由から国策として手が入れられて、それまでとは全く異なる環境になってしまったという共通点があります。


私が生まれた時点で、もうクニマスも八郎潟という湖も存在しない状態ではありましたが、この地を訪れる度に往時の景色を空想してしまい、何とも複雑な気持ちが湧き上がってくるのを感じます。



男鹿半島まで足を延ばし日本の渚百選に選ばれた 鵜ノ崎海岸 へ。

干潮の際は足元まで水位が下り、ウユニ塩湖のような景観になるそうです。




やっと出会えた ババヘラアイス


以前は道々の至る所でおばあちゃんが売っていたのですが、今回の旅では道の駅や観光地以外、ほとんど目にすることがありませんでした。

売り子さんのなり手がいないそうです。


おまけ 道の駅南魚沼のおにぎり

鶴岡市から自宅へ向かう途中に立ち寄りました

絶品なので、近くを通る時には必ずゲット!


久々の秋田は懐かしさより、新しい発見の方が大きくて驚きました。

今回は残念ながら県北や青森までは足を延ばせなかったので、次回は八幡平や三沢航空科学館、青森県立美術館なども是非周ってみたいと思います。


やはり東北は良い…。

東北紀行 史跡 尾去沢鉱山

とう



"子供の頃にせがんでも連れて行ってもらえなかった所を巡るシリーズ" の第二弾。

秋田県鹿角市にある史跡 尾去沢鉱山に行って来ました。


屋外にはトロッコが展示されていた


ここは一時 "マインランド尾去沢" という名前でレジャー施設としての方向で展開していましたが、最近は鉱山跡の見学を柱として営業しているようです。


念願の尾去沢に来ました!

観光坑道への入場料は1,000円


冷たい風が吹き出しています



坑内の温度は13℃。

ウインドブレーカーを着ていても寒い位でした。

ここではかなり多彩な鉱物が産出されていて、奥州の藤原氏が蓄えていた金の一端も担っていたとのこと。


キラキラしているのが銅鉱石



見学出来る坑道は特別コースが1.7kmあり、見応えは物凄くあります。

阿武隈洞、松代大本営以来の地下巡りに激しくときめきました。





酒蔵としても利用 松代はワインセラーだったな



詰所跡


坑内事務所






人間って凄い! と思いながら歩きました






深海クラゲみたいでキレイ


腰を屈めて爺さんのように歩くのだ


持ち出しが無いかなど、厳しくチェックされていた



手掘り時代の遺構


この細い色とりどりの線、全部坑道ですと…すっげー!


残念ながら、この施設が今の形で一般開放されるのは今年限りということ。

興味がある方は急いだ方が良いです!


しかし昨日は秋田の最高峰に登ったばかり。

私は何をしているのだろう…

東北紀行 大湯環状列石

とう



秋田生まれの私が "子供の頃にせがんでも連れて行ってもらえなかった所を巡るシリーズ" の第一弾。

秋田県鹿角市にある大湯環状列石に行って来ました。


大湯ストーンサークル館


遺跡はかなり広大な範囲に及びます


ここから入って、先ずは万座環状列石へ



だだっ広い空間 大好きです!

全体がふっかふかな芝生


万座環状列石


五本柱建物跡(復元)


掘立柱建物(復元)が並ぶ

人が住んだ訳ではないらしい



列石は想像していたより小さかった!

(イングランドのストーンヘンジのせいか)

しかし全体の規模は想像を遥かに超えた広大なものでした。

環状列石は縄文時代の集団墓地であることが分かっていて、石の下には無くなった方々が埋蔵されていました。

同心円状の造りで、中心にいくにつれて有力者が埋蔵されていた模様。



有名な日時計状組石



環状列石の至近には人が住んでいた形跡は無く、集落は少し離れた所に形成されていました。

墓地であり、祭事も行われる神聖な場所だったようです。


屋根が実際こうだったのかは不明




何やらトトロの気配が…



素敵な小路


道路を挟んで反対側にある野中堂環状列石



万座、野中堂の日時計状組石は

夏至の日没方向上にあるのだ


熊に注意しながらテクテクと散策




配石遺構

本物は埋め戻され、上に同規模の石を集めて再現



回廊で素焼きの風鈴が涼やかに鳴っていました


縄文風 イカす!


大湯ストーンサークル館には、様々な資料に加えて非常に素晴らしい出土品が沢山展示されていて、見所てんこ盛りでした。

館内も遺跡もガイドさんに案内していただけるので、興味がある方は是非行ってみてください!